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環境

環境に配慮したクルマ

燃費

燃費向上の考え方と戦略

クルマは燃料を消費するとそれに比例した二酸化炭素(CO2)を排出します。
従来から、いかに燃料を節約できるかと同時に二酸化炭素の排出を減らしていき、地球温暖化防止に寄与することも企業の命題になっています。世界の動向としては、総量抑制の環境時代に転換しています。
当社は他の乗用車メーカ-に比べて、ラインアップの車種数が少ないという企業としてのユニークさと、水平対向エンジン、シンメトリカルAWD、総合安全性能という安心と楽しさを生み出すクルマをラインアップするという独自性を持っています。すでに地球規模で取り組んでいる環境時代に対して、これらを余すことなく活かし、お客さまが欲しいと感じていただける商品を今後も提供していきたいと考えています。

国内では、2020年度燃費基準を上回る商品を順次展開していきます。2010年の新世代BOXERエンジンの市場投入以降も、軽量・高効率化したリニアトロニック(CVT)、空力性能向上など車体の抵抗を低減する活動、アイドリングストップといった燃費向上技術をレガシィ、インプレッサ、フォレスターへと展開してきました。レガシィ、フォレスターでは新世代BOXER直噴ターボエンジン+高トルク対応リニアトロニック(CVT)を採用し、さらに2014年には排気量1.6Lのダウンサイジングターボを搭載したレヴォーグを投入してハイパフォーマンスな走りと優れた環境性能の両立を実現してきました。また、SUBARU XVに採用したスバルらしい走りの愉しさを実感できるハイブリッドシステムを、より多くの市場ニーズに応えるべく2015年にはインプレッサSPORTにも拡大展開しました。
今後も、継続的な燃費向上に取り組み、その先で革新を生み出し、お客さまに喜ばれる高品質で個性ある商品を提供していきたいと考えています。

燃費基準への対応

国内:対象9ランク中7ランクで2015年度燃費基準を達成

乗用車の2015年度燃費基準達成車の生産台数は、全体の91%を占め、スバル車の販売実績のある対象9ランク中7ランクで2015年度燃費基準を達成しています。
2020年度燃費基準に向けては、SUBARU XV HYBRIDを皮切りに3車種で先行して基準達成し、生産台数に占める達成車の割合は12%となりました。

2015年度燃費基準達成状況


米国:2015モデルイヤーのCAFE(企業平均燃費)規制およびGHG(グリーンハウスガス)規制を達成

モデルイヤー毎に厳しくなるCAFE基準値、GHG基準値に対して、2015モデルイヤーも両基準値を達成しています。
今後、スバルはグローバルでますます厳しくなっていく燃費規制やCO2規制の達成はもとより、世界の市場に向けて、低燃費車の普及を拡大していきます。

排出ガスのクリーン化

排出ガスクリーン化への考え方

クルマから排出される一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)などは、特にクルマが集中する大都市部において大気汚染の原因のひとつになっています。
当社では、大気汚染の状況を改善するため、規制より厳しい基準に適合した低排出ガス車(国土交通省認定)を投入しています。今後、グローバルで厳しくなっていく排出ガス規制に準拠し、よりクリーンなクルマを順次市場投入していきます。

低排出ガス認定車の向上と普及

スバルのN/Aエンジン搭載モデルは全車、国土交通省「2005年基準75%低減レベル」であり、2005年基準75%低減レベル車の生産台数は、2012年度以降90%台後半で推移し、当社が生産するすべての車両が低排出ガス認定車(2005年基準50%低減レベル以上)となっています。

ガソリン乗用車の低排出ガス車比率の推移


低排出ガス車の投入によりNOxは年々減少

高濃度のNOxは、人体への健康影響の懸念や、酸性雨などの環境影響の要因となっています。低排出ガス車認定基準に代表される低排出ガス車を順次市場投入していくことにより、スバル車の平均NOx排出量は下のグラフのように推移し、近年では10年前に比べ1/5の低レベルとなっています。

スバル車の平均NOx排出量の推移※1
※1 出荷時の対応規制値(JC08CH、10・15+JC08Cモード)から算出。現行テストモードに対応していない車種に関しては、現行モードに対応した規制値または換算値で算出。現行モードとは、新型車はJC08CH、継続生産車は10・15モードとJC08Cモードのコンバインモードです。

騒音対策

当社では、自動車から出る交通騒音の低減にも積極的に取り組んでいます。
道路交通騒音の主な音源となるタイヤ騒音、エンジン騒音、吸排気系騒音に対し、効果的に低減できるように技術開発を進めています。
2014年6月に発売した新型レヴォーグでは昨年発売の新型フォレスターにつづき新世代BOXERエンジン+新世代CVT「リニアトロニック」を採用し、優れた燃費性能と愉しい走りを実現する動力性能を最適なエンジン回転数で実現するとともに、実際の市街地走行時の交通騒音の低減を図っています。

化学物質管理(IMDSの運用)

REACH(欧州連合規制)後、世界各国でさまざまな化学物質が規制され、同時に自動車にはどんな化学物質が使われているのか等、情報開示や適切な管理が求められています。

当社は、数万点におよぶ自動車の構成部品のひとつひとつについて、使用する化学物質や使用量を把握するため、IMDSを使ったサプライチェーン管理の強化を進めています。
これにより、環境負荷物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム等)の使用禁止や新たな規制物質の代替、またREACH等で要求される要管理物質の使用状況について、すみやかに情報開示できる管理体制を作り 推進しています。

再生可能な燃料の利用

自動車用燃料として主流となっている化石燃料には限りがあり、代替可能かつ再生可能エネルギーとしてバイオ燃料をはじめとした燃料の多様化への対応が求められています。
当社では、全世界で販売しているすべてのガソリン車でE10燃料(国内はE3燃料)、ディーゼル車でB7燃料への対応(機能・信頼性)が完了しています。
今後も、サスティナブル・モビリティの実現に向けて、燃料の多様化への対応を推進していきます。

LCA(ライフ サイクル アセスメント)

製品やサービスのライフサイクルを通じた環境影響を定量的に評価するLCA手法は、持続可能な社会の構築に有効なツールと言われています。当社はこのLCAを使い、自動車のライフサイクル全体(製造、輸送、使用、廃棄の各段階)の環境負荷を定量評価し、環境負荷の少ない商品開発や設計を行っています。

クリーンなエネルギーの使用

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