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株主・投資家の皆様へ INVESTOR RELATIONS

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2010年3月期 通期業績のご報告 代表取締役社長 森郁夫

株主の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

去る5月7日に、2010年3月期年度決算を発表させていただきました。売上高1兆4,287億円、営業利益274億円、経常利益224億円、当期純損失165億円となり、営業利益、経常利益での黒字回復を果たすことが出来ました。

■ 2010年3月期 第3四半期業績(単位:億円)
  2009年3月期実績
(A)
2010年3月期
期初計画
2010年3月期実績
(B)
対前年増減
(B) – (A)
売上高 14,458 13,200 14,287 ▲171
営業利益 ▲58 ▲350 274 +332
経常利益 ▲46 ▲400 224 +270
当期純利益 ▲699 ▲550 ▲165 +535
完成車販売台数 555.3千台 507.9千台 562.8千台 +7.5千台
単独為替レート 102円/USドル 95円/USドル 93円/USドル ▲9円/USドル

1年前には大幅な台数減、減収減益による2期連続の赤字を覚悟しなければならない状況にありましたが、大幅な在庫調整、生産調整を行った第1四半期の業績を底として、急速な回復を果たす事ができました。期初の予想からすれば、販売台数で5万台以上の増、営業利益、経常利益ともに600億円以上の改善となりました。残念ながら、当期純利益に関しましては、産業機器事業での減損等を計上した為に、165億円の損失となり、年度末の配当を見送らせていただきました。
2年間の売上高、営業利益の推移を4半期毎にみてみますと、2008年度の第3四半期に発生したリーマンショック以降、3四半期連続で減収、減益となりましたが、2009年度の第2四半期以降は、新型レガシィの導入、米国や中国等での好調な販売に支えられ、またコスト削減を徹底することにより、増収、営業利益黒字へと転換を図ることができました。特に第4四半期には、US$=90円の為替にも関わらず、235億円の営業利益となり、弊社が四半期決算を開示し始めた2004年度以降では、四半期として過去最高の営業利益を記録いたしました。

売上高・営業利益グラフ

こうした業績の回復は、この3年間推進してきた中期経営計画の方向性が正しかったからであると捉えております。「お客様第一」をすべての基軸にして、5つの取り組み(<1>スバルらしさの追求 <2>グローバル視点の販売 <3>品質・コスト競争力の強化 <4>トヨタ提携効果の拡大 <5>人材育成と組織力の強化)を愚直に進めてきた事が、お客様に認めていただけたものであると感謝をし、中計最終年度である今年度、鉢巻を締め直して臨んでまいります。

商品づくりにおいては、スバルらしさの追及をスローガンに「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」という方向性を定めて、開発を進めてまいりました。その成果は、世界各地で認められており、米国では、IIHS(米国保険業界の非営利団体)が行う2010年安全性評価において、全ての車種がトップセイフティピックを受賞しました。日本では、レガシィが“最も安全性の優れた自動車”として、自動車アセスメント(JNCAP)の「自動車アセスメントグランプリ'09 / '10」を受賞しました。

トヨタグループとの提携効果の拡大も順調に進んでおります。ダイハツ工業さんからのOEM供給による「プレオ」と、「ルクラ」が、既に発売をスタートしています。また、FRスポーツ車の共同開発も順調に進んでいます。

このような状況を踏まえ、今年度の業績見通しは中計の最終年度でもあり「攻める」年として、連結販売台数は2000年3月期に連結決算を開始して以来、過去最高となる63万台を狙います。売上高は1兆4千700億円、営業利益は430億円、経常利益を380億円、当期純利益は230億円とします。そして、株主の皆様には1年半にわたり無配という申し訳ない状況でしたが、今年度は、中計の方針通りに、1株あたり年間9円の安定配当に戻します。

■ 2011年3月期業績予想(単位:億円)
  2010年3月期実績
(A)
2011年3月期予想
(B)
対前年度増減
(B) – (A)
売上高 14,287 14,700 +413
営業利益 274 430 +156
経常利益 224 380 +156
当期純利益 ▲165 230 +395
完成車販売台数 562.8千台 630.0千台 +67.1千台
単独為替レート 93円/USドル 90円/USドル ▲3円/USドル
配当   0円 9円 +9円
  上期 0円 4.5円 +4.5円
  下期 0円 4.5円 +4.5円

当社の構造改革は進み、足腰は強化されつつあると感じておりますが、今年度はさらに基盤固めを進めて、次のステップを望めるように、そして富士重工業のありたい姿に少しでも近づけるように、次の成長戦略を練り、それに繋がる一年に致します。

皆様には、引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2010年5月
代表取締役社長
森 郁夫

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