DESIGNER’S WORK *002
カラーデザイン 武井 真奈美 (2009年入社)
織り・染めの職人さんと直接意見を交わし、目指す質感と遊び心のあるシート表皮を実現。

入社2年目、フォレスターの内装カラーを担当。シートの量産開発では、SUVらしい力強さと遊び心の感じられる表皮材を実現するため、質感や厚み、光の加減によって変化するランダムな差し色にこだわって素材メーカーの方と何度も打合せを重ねました。差し色となるブルーの、濃さ、線の太さ、単調に見えないグラデーション。なかなかイメージ通りにならずに悩んでいた時、先輩からテキスタイルの工場に行ってみるようにアドバイスを受けました。

実際、工場に行ってみると、糸から染める、織ってから染めるなどの工程の違いや、特殊な糸や染料、それらの違いによるコストの違いなど、オフィスにいるだけではわからない新しい発見がたくさんあり、その一つひとつがクリエイティブな発想のヒントになりました。オフィスにこもって「なぜできないのか」と悩んでいるのではなく、現場に足を運び、自分の目で見て、意見を交わして、目指すイメージに自ら近づいていくことの大切さに、気づかされた経験。その結果、職人さんに微妙なニュアンスを伝えながら議論を重ね、イメージを具現化することができました。一人のデザイナーとして責任ある仕事を任され、目標に向けて納得できるまで追求するチャンスをくれるのがスバルの育成スタイル。このときの経験で得た知識と、現場に足を運ぶという姿勢は、発想力の源として大きな糧になっています。

*001 スタイリングデザイン 小林 昂平 (2009年入社)*002 カラーデザイン 武井 真奈美 (2009年入社)*003 クレイモデリング 大澤 慎司 (2007年入社)*004 デジタルモデリング 金子 舞 (2008年入社)