先生・保護者の方へ

ファクトリーストーリーを社会科の授業でご活用いただきました!

2010年8月に公開したファクトリーストーリーを、早速授業でご活用いただいた東京都小平市立小平第9小学校で5年生を担任されている、先生方にお話を伺いました。

先生からのご感想

Q:日本の工業、自動車産業の単元を教える際にご苦労されていることは何ですか?

自動車産業の単元は、疑問点を見つけ、調べ、気づき、そしてまとめを発表し、意見交換をする、という一連の思考過程を学ぶことも目的としています。しかし、子供たちにとって自動車工場でのもの作りの様子はイメージしにくいため、どうしても「教え込み」になりがちです。
あとは、自動車工場については資料や教材が少ないことも悩みでした。

大宮先生

Q:ファクトリーストーリーを授業でお使いになった狙いを教えて下さい。

先ほど教え込みになりがちというお話をしましたが、子供たちが調べ学習を通じて自分で学ぶことを経験するひとつの方法としてWEBサイト(動画)の利用が良いと思いました。

これまでは教材の画像を利用して、黒板に貼って説明をしていましたが、教科書や教材の写真だけでは、工場を見たことが無い子供たちには「動き」をイメージするのは難しいと感じています。また最近は工場見学の予約に苦労していて、必ず自動車工場の見学が出来るわけではないことから、動画が役立つのでは、と思い利用してみました。

Q:子供たちの反応はいかがでしたか?

まずキャラクターが登場するので楽しみながら取り組んでいました。そのキャラクターが話しかけてくることで、各工程に興味をもって聞いてくれていたと思います。

山口先生

Q:ファクトリーストーリーを授業で使われた狙いは達成できましたか?

WEBサイトを利用することで「自分たちで学習を進める」という点で狙い通りに役立ちました。小さなことですが、興味をもって楽しく自分達で操作しながら先に進むということが良いですね。

特にこのWEBサイトでは実際の工場で動く機械、ロボットの動きが動画で見られるので、その働きや仕組みについて理解が深めることができたと思います。また教科書や資料集には載っていない工場での取り組みも具体的で、自動車作りについての理解も深まったと思います。

さらに言えば、教科書では自動車産業の広い裾野の話や環境への取り組み、また現場での創意工夫について教えていく狙いがあるのですが、教員は業界のプロではないため限界があるのも事実で、工場での具体的な事例を紹介している点が役立ちました。工場見学の前にファクトリーストーリーで学習を進めることで、工場見学がより充実したものとなると思いました。

Q:ファクトリーストーリーで取り上げてほしい内容はありますか?

ファクトリーストーリーでは工場で良い品質のものを作るための工夫や努力がわかりやすく紹介されていると思います。
さらに、仕事としての「やりがい」や「ご苦労」なども紹介していただけると良いですね。子供達には社会科で産業を学ぶ機会を通じて、仕事は楽しいことばかりでは無く、つらいこともあるけれど、とても大事な仕事があり、また仕事を通じたやりがいがある、という点をおしえていきたいと思っていますので。

お忙しい中、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。